資料室>>私の修行時代


放牛窟 糸原圓應老師ほうぎゅうくつ いとはらえんおうろうし(1926年生まれ)は、昭和48年より平成8年のまでの約20年間、指月庵 野々村玄龍老師に後を託されるまで平林寺専門道場(埼玉・新座市)の師家として雲水の教育に携わってこられました。
在職中、雲水への垂示や一般の方々への法話の下書きとして書き留められた多くの備忘録が残されております。
今回、老師の許可を得て禅を志す方の参考となる文章を、紹介させていただくことになりました。
昭和の時代を背景にして、頑健で活気に満ちた修行録に心が洗われるとともに、随所にちりばめられた禅語を通して、禅修行の世界を感じていただければ幸いです。
放牛窟(ほうぎゅうくつ)は号、芳躅(ほうしょく)は歩んできた道をあらわします。

プロフィール:
大正15年島根県松江市生まれ。神戸正法寺 長廻正元老師に就いて得度。はじめ神戸祥福僧堂に掛搭し、その後、野火止平林僧堂に転錫。花園大学卒業。平林僧堂 白水敬山老師に嗣法。昭和48年より平林寺住職を務め、現在平林寺閑栖。

雲水(うんすい)・・禅の修行僧のこと
師家(しけ)・・専門道場で雲水の参禅指導に当たる禅の指導者
垂示(すいじ)・・師家が門下の雲水に対して修行に関する訓示をすること
専門道場(せんもんどうじょう)・・僧堂(そうどう)に同じ。臨済宗には全国に約40ヵ所あり、その内、妙心寺派は19ヵ所を有する



 

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